大阪で開催された初めての留学生博覧会

12月に大阪で企業や組織が集まり、新しいコロナウイルスの大流行の中で日本での生活や勉強の課題に取り組む留学生のニーズに対応することを目的とした初めてのイベントである留学生博覧会が開催されました。

2日間の博覧会に先立ち、12月4日から5日にかけて開催されたイベントには700人以上が登録し、日本の関西の中央区にあるマイドームおおささんに36の企業や組織から合計41のブースが設置されました。領域。

博覧会の主催者である大阪グローバル学生支援協会は、学習、生活、仕事、楽しみをテーマにしたゾーンに分けられた学生にリソース、サポート、文化体験を提供するイベントやブースのプログラムを用意しました。

博覧会の内容は、大阪観光局内に事務局を置く大阪グローバル学生支援協会の調査結果をもとに企画されました。調査には、大阪府を拠点とする約1,000人の留学生からの回答がありました。

調査を通じて、回答者は日本の留学生としての生活に関連する課題と懸念の原因を詳しく説明しました。調査結果によると、回答者が抱える最も一般的な課題と懸念の中には、仕事を見つけてキャリアを伸ばすとともに、経済的な心配や言葉の壁がありました。

調査データによると、日本の関西地方には約53,000人の留学生がおり、そのうち24,000人以上が大阪府に留学しています。博覧会の主催者である大阪グローバル学生支援協会にとって、このイベントは、2030年までに大阪をアジアの留学生にとってナンバーワンの都市として確立することを目的とした16の「行動計画」の1つにすぎませんでした。主催者によると、インバウンド教育旅行の日本でトップの目的地。

「留学生は学校とアルバイトの間を行き来するのに忙しいことが多いので、お互いに交流する機会は限られていることがわかりました。また、彼らの多くは日本人の友達を作ることができませんでした。パンデミックによって悪化した状況です」と大阪観光局のMICE政策局長田中良和氏は語った。

「パンデミックの問題にもかかわらず、学生たちが実際に会うことができるこの種の対面イベントを開催することが重要であると私たちは判断しました」と彼は言いました。

「このイベントについてのメールを受け取りました。すでに仕事を確保しているのに、来て友達を作りたいと思っていました。ここで他の中国人と友達になることができました」と博覧会を訪れた中国人学生は語った。

（12月4日〜5日、中央区のマイドームおおささんで開催された留学生博覧会）

出席している多くの組織、企業、学生にとって、この博覧会は、パンデミック以外の日本での生活の経験がありそうな、特に一部の留学生にとって、おそらく初めての対面コミュニケーションのまれな機会を提供しました。社会的制限によって制限されています。

博覧会の主催者を指導することで交流を促進し、訪問学生を支援するために、地域での自分の経験から引き出すことができた留学生と日本人学生からなるボランティアのチームを募集しました。

「（留学生は）もっと活動に参加して、友達を作ったり、お互いに交流したりしたいと思っています。日本に一人でいると難しいからです」と、大阪のデザインカレッジで勉強しているコロンビアの博覧会ボランティア、ダニエルは語った。 。

「このような場所に来て、新しい友達を作る方がいいです。日本人は助けたいと思っていますが、助けを求めないと誰もあなたを見つけられないので難しいと思います。」

「手を差し伸べる必要がありますよね？」中国からの学生でもう一人のボランティアであるイリヤは言った。

「留学生にとって、文化の間には常にギャップがあると思います。日本の文化についてもっと知り、日本人の友達を増やし、日本に住んでいる間、自分自身をより快適にしたいと思うかもしれません。それは重要だと思います。」

（留学生や他の訪問者は、マイドームおおささんの留学生博覧会のブースを探索します）

日本での生活と勉強の課題に取り組むために、留学生のためのサービスとサポートの手段を紹介するブースには、とりわけ不動産とキャリアサービスの分野からのものが含まれていました。

シェアハウス管理会社のオークハウス株式会社のブースでは、日本でアパートを借りる際に発生する可能性のある高額な課題の解決策として、スタッフが同社の共同住宅のネットワークを学生に紹介していました。

オークハウスはまた、参加者が他のオンライン訪問者や居住者と交流しながら、デジタルで再現された会社の資産の1つを探索することで、シェアハウスの生活を感じることができるオンラインイベントを紹介していました。

「私たちは交流の機会を提供し、毎月イベントを開催して、人々が交流し、新しい人々が簡単に友達を作ることができる環境を作ることができるようにしています」とブースの代表者は言いました。

「私たちのイベントは非居住者にも開かれているので、留学生のように日本に来たばかりの人や少し寂しい人も参加できます。」

キャリアサポート会社ソルバーネットワーク株式会社博覧会にも出席しました。同社は、日本語能力の高い日本での外国人の転職を支援してきた経歴を持っています。代表者たちはまた、この博覧会を利用して、外国人が労働力不足と過疎化に苦しんでいる日本の伝統工芸産業に参入するのを助ける彼らの鷲食サービスを紹介していました。

「ここに来たのは、仕事を探すだけでなく、国際交流の機会があると聞いたからです」と、現在神戸市で勉強している香港の学生は語った。

「このイベントに来て、さまざまな企業の情報を得ることができたので、今は将来と仕事を見つけるための最良の方法について考えています」と彼女は言いました。

博覧会のブースの中には、旅行やレジャーをテーマにしたものもあり、大阪エリアに簡単にアクセスできる魅力やアトラクションのいくつかを留学生に紹介しました。

温泉で有名な石川県中部の加賀市を紹介するブースでは、金箔を使った飾り板を試してみることができました。

「留学生のほとんどは大阪に長く滞在していて、他の場所に旅行することができませんでした。これはパンデミック時の状況でしたが、都道府県間の移動が制限され、加賀などの場所に関心が集まっています」とブーススタッフの一人は語った。

（留学生博覧会-左上から時計回りに：マグロショー＆寿司、博覧会ボランティア、茶道、三味線ステージ）

パンデミックに関連する制限により、学生が日本文化を体験する機会も限られているため、博覧会の主催者は、大阪に本拠を置く魚の卸売業者SeaBankからの寿司の準備の展示で始まった訪問者向けの体験とデモンストレーションのプログラムをまとめました。デモンストレーションでは、ナイフの技術と日本の食文化が聴衆に説明され、聴衆は目の前で用意された寿司の味を楽しむ機会がありました。

（マイドームおおささん留学生博覧会で、特別ゲストのヒロさん（左端）をはじめ、コスプレイヤーとポーズをとる訪問者。）

博覧会の来場者は、2日間の文化体験を通じて、伝統楽器の三味線を実際に演奏したり、武士や忍者のショーに参加したり、地元の高校生から日本の茶道について学んだりしました。留学生は、日本郵政公社のブースからはがきを書いて帰国することもできました。

学生たちが会場の壁を越えて体験を楽しむ機会さえありました。アクアメトロポリス大阪の協力を得て、こたつ船でのイベント限定クルーズは、市内のいくつかの水路の周りに博覧会の訪問者を連れて行きました。クルーズを通じて、明治時代に水上輸送が大阪の成長を後押しした「アクアメトロポリス」としての大阪の歴史を知ることができました。

（大阪の水路に沿ってアクアメトロポリスクルーズを楽しんでいる留学生博覧会への訪問者。）

パンデミックによる課題があり、これは日本でのこのようなイベントの最初の外出でしたが、主催者は、大阪を留学生にとってこれまで以上に魅力的な目的地として発展させようとしているため、その反応に勇気づけられました。

博覧会を訪れた大阪観光局の溝畑宏社長は、「ブース内の方々に、テーマごとに留学生とのコミュニケーションを図り、初めてのイベントとして大成功だったと思います」と語った。日曜日。

主催者は、2022年7月30日から31日にかけてマイドームおおさおで開催される留学生博覧会の次の版をすでに予定しています。

「将来的には、これを1年に何度も行い、他の地域のテンプレートとして使用できるモデルを大阪で作成したいと考えています。このようにして、全国の留学生を応援したいと思っています」と大阪観光局のMICE政策部長田中良和は語った。

留学生博覧会ホームページ（En）

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