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Jul 19, 2017

ベトナム茶と静岡茶

『静岡緑茶ガイド』で、“ティーレポーター”として活動しているTRAN THI THOM です。


3年前留学生として来日しました。それからずっと静岡に住んでいます。静岡は住みやすいし、人々は優しく、離れたくなくなりました。また、静岡県には多くの特産物がありますが、私はその中でもお茶への興味があります。今回は、まだ知らない方や関心がある方などが多いと思いますので、私の国、ベトナムのお茶の特徴を紹介し、また、ベトナムのお茶と静岡のお茶の違いを書こうと思います。

まずは、ベトナムの茶畑はどのような形なのかを以下の写真でご覧下さい。

ベトナム茶と静岡茶 photo

http://chetrathainguyen.com/wp-content/uploads/2015/03/che-sach.jpg

日本の茶畑とほぼ同じ形です。お茶は手で収穫して後ろのかごに入れます。


ベトナム茶と静岡茶 photo

http://media.bizwebmedia.net/sites/52757/data/Upload/2014/10/tra_thai_nguyen_thuong_hang_1.jpg


これが製造されたお茶の形です。お茶の芽は収穫した後、製造され縮まります。そのまま急須で美味しく味わうことができます。

ベトナムお茶の特徴は花香をつけるお茶が多いことです。例えば…。

ベトナム茶と静岡茶 photo

http://cheviet.vn/wp-content/uploads/2017/03/tra-uop-hoa-nhai.jpg

ジャスミン茶です。香りがたっぷりして、とてもリラックスできます。製造したお茶を朝方に収穫したてのジャスミンと混ぜ合わせ、三日間ぐらい着香するのがちょうどいい期間だそうです。


特にベトナムのお茶というと“ TRA SEN “ (蓮茶)が有名です。

蓮の季節に入ると蓮の花の中に製造したお茶の葉を入れ、花を閉じたまま一日経ったら収穫できます。

ベトナム茶と静岡茶 photo

https://c1.staticflickr.com/3/2805/9521503172_d082050805_z.jpg


ベトナム茶と静岡茶 photo

https://c1.staticflickr.com/3/2805/9521503172_d082050805_z.jpg


ベトナム茶と静岡茶 photo

http://chetrathainguyen.com/wp-content/uploads/2016/07/che-sen-MinhCuong.jpg


ベトナム茶と静岡茶 photo

http://chetrathainguyen.com/wp-content/uploads/2016/07/che-sen-MinhCuong.jpg

まだたくさんがありますが代表的な二つを紹介いたしました。


これから美味しくお茶を入れる方について紹介します。

① :茶器にお湯を入れて温める。

ベトナム茶と静岡茶 photo

https://tancuongxanh.vn/huong-dan-cach-pha-tra-thai-nguyen-hao-hang


② :茶器にお茶入れます。

ベトナム茶と静岡茶 photo

https://tancuongxanh.vn/huong-dan-cach-pha-tra-thai-nguyen-hao-hang


③ :お湯を入れた直後にお湯を除去します。

ベトナム茶と静岡茶 photo

https://tancuongxanh.vn/huong-dan-cach-pha-tra-thai-nguyen-hao-hang


④ :また、新しいお湯を入れ、茶器の外面にお湯を注ぎます。3分程度お待ちください。

ベトナム茶と静岡茶 photo

https://tancuongxanh.vn/huong-dan-cach-pha-tra-thai-nguyen-hao-hang


⑤:最後、味わってみてください。

ベトナム茶と静岡茶 photo

http://media.bizwebmedia.net/sites/52757/data/Upload/2014/10/tra_thai_nguyen_thuong


ベトナムお茶の味は濃くて日本お茶より苦いです。ベトナムではお茶が年齢の高い人やお葬式、結婚式などでよく飲まれています。でも、日本に来て、お茶は私の不可欠な飲み物になりました。とても飲みやすくて、健康な飲み物なのです。

私は日本人にベトナムのお茶、また、ベトナム人に日本のお茶を広くまで紹介したいなと考えています。ベトナムに旅行や出張するなど機会があれば,ぜひ紹介したお茶を味わってみてください。


ここまで以上です。最後まで閲覧していただいてありがとうございました。 (静岡緑茶ガイド ティーレポーター・チャンティトム)